
LINEが一週間未読。
電話を20回以上かけても出ない。
普通の人じゃ考えられないことが、日常です(笑)
はじめに
今までは、体験談をお話してきたので、今回は、趣向を変えて普段困っていること。
正確には困っていたけど、今はなんとも思わなくなったことです。
結婚当初は、まだLINEがそこまで普及しておらず、あまり気にならなかったのですが・・・。
子どもが生まれてから色々連絡したいことがあり、
四六時中一緒にいるわけではないのでLINEに連絡事項を送ってやり取りをしたいのですが
ASD夫は全く既読がつきません。一週間未読のままということがザラです。
なら、電話はと言いますと、これも出ません。
なぜ電話に出ないのかと聞いたら、
じゃ、LINEを読まない理由は?と問うと、
らしいです・・・。
全く理解できないです。
LINEのアプリをスマホに入れているのか不明ですが、基本PCでのLINEしか見ないので、PCを開かないとLINEが届いているかどうか確認できないと言われました。異次元〜。


今は
基本LINEでのコミュニケーションは取りません。
「帰宅途上に牛乳買ってきて〜」とか一回くらい言ってみたかったです。PCでしかLINEを見ないのでこういうことは絶対に送っても「うん、わかったよ!」と即レスがあるという事象が起こり得ないのです。
お金関係で支払った、支払ってない問題になりたくないので、お財布関係の話だけ証拠として写メをとって、送るくらいです。
そして、なぜかASD夫のLINEの返信は敬語なのでそこも最初から気持ち悪いと思っていました。普通に対面で喋る時は名前呼び捨てでため語で喋ってくるにもかかわらずです。
一応戸籍上夫婦ってことになってるけど、距離感大丈夫?って感じです。
(因みに、今こちらが本当に喋らないといけないことは一週間に1回くらい、こちらからは敬語で喋っています。)
参観日や学校からのプリントも昔は写メを取って、LINEで送ってましたが、既読にならないので、もう送ってません。
LINEが既読にならないのも常識ではあり得ないと思っていたのですが、
子どもに関する緊急事態があっても電話に出ないということが度重なり、電話も今はほぼしていません。
ASDの夫と暮らす中で感じた「連絡の壁」
配偶者と円滑な連絡ができないことが重なり、私のイライラは重なり、よく母に電話していました。
友人に相談もしましたが、LINE未読が一週間は、ないなー。それって日常生活に支障きたさない?と聞かれ、
ええ、来してるけど、もう諦めてるし、何も期待していないよ。と答えるようになりました。
ASDの特徴と関係しうるポイント
1. コミュニケーションの疲労や負担
ASDの方は、対人関係やコミュニケーションに強いストレスを感じやすい傾向があります。
- 自分のペースでしか動けない
- 相手の感情をどう汲み取ればいいか分からず、連絡を避けたくなる
- 「返事を返さなきゃ」と思いつつも、うまく気持ちが動かせない
ということがよくあります。
2. “連絡=強いプレッシャー”になることも
LINEの通知や「電話に出ないと」といった行動がプレッシャーに感じられることがあります。
特に、
- 過去に言い合いになったことがある
- ちょっとしたやりとりでも緊張するタイプ
- 自分の感情の整理がついていないとき
などは、連絡自体を「後回し」→「さらに負担」→「さらに連絡しづらくなる」という悪循環になることがあります。
以前、なぜLINEを読まないのか?と聞いたら、
LINE上で文句言われてたら読むのが怖いと言ってました。(子どもかっ!)
3. 自分の世界にこもることで安心感を得ている場合も
ASDの方は「ルーティンを守る」「自分のペースを崩さない」ことに安心感を持ちます。
刺激が多いと感じると、人との関わりを一時的に遮断してリセットしようとすることもあります。
うちのASD夫は、頻繁に自室にこもってます。リビングには食器洗いのときしか顔を出しません。
さいごに
LINEが未読、電話に出ないということがASDの特徴ということを最近知りました。
しかし
「わかっていても、返事がないのはつらい」
それも本音です。というか、私の家事、子育て負担が大きすぎる。
長男の病院の待ち時間が長引いて、双子の習い事のお迎えに行ってもらいたいのに、家にいるはずのASD夫が電話にでない、LINEに出ない。ということも数え切れないほどありました。
今はなぜLINEを読まない?と質問するのもまた喧嘩になるので、事務連絡がある時は
子どもたちに
「おっさんにLINE読んでって言っといて〜」と頼んでいます。
ASDの特性を理解することと、自分の気持ちを大事にすることは、両立していいんだと思います。
「返事がない日があっても、私は私のリズムで過ごす」
そう思えるようになったら、心がちょっと軽くなりました。
同じように悩んでいる方の心が、少しでもほぐれますように。


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