第21話:「子どものASDを疑い、病院探しに至るまでの葛藤🧩」

アミケ

ASD夫にそっくりな息子を心配し、息子も病院に通ってもらうことにしました。通院させると決めて、病院を探すまでの活動記録です。

目次

気づきの瞬間✨

息子は物心つくくらいの頃から、ひとつのことに強くこだわる傾向がありました🚂。
最初は電車への興味で、プラレールにはまり、毎週末「プラレールの線路が組み立てられる遊び場に連れて行って」とせがまれる日々が続きました。
やがて飛行機ブームが訪れ✈️、飛行機専門の雑誌を買うようにせがまれ、毎週末飛行場へ足を運ぶことに。
その後は動物フィギュア「アニア」に夢中になり🦁、ほぼ全種類を揃えるほどでした。
小学校に上がる頃には再び電車ブームが訪れ、プラレールでは満足せず、プラレールよりもはるかに高額な電車模型であるNゲージや実際の電車の撮影に夢中になり、学校には毎日分厚い時刻表を持参するほど📚。
何かに熱中すると、それに集中し固執する傾向は、一般的な子どもよりも強いように感じました。

迷いと葛藤💭

息子の行動を見て、これ、ASD夫に似ていると思う点がいくつも出てきたのは、小学校に上がってからです。

受診するかどうかで迷うことはありませんでした。ただ、いつ受診するか、タイミングに悩みました⏳。
「今すぐ受診すべきか?それともあと数年待つほうがよいか?」迷いはそこだけでした。

夫は私と会話がかみ合わず、相談できる状態ではありませんでした💦。会話をすると、私の動悸が激しくなり心身が緊張してしまうため、決断の重みはすべて自分の肩にのしかかっていました。

しかし、配偶者がASDであることがわかり、様々な書籍や資料を読み漁る中で「ASDであると子どものうちにわかれば、その特性を活かして生きやすくなる」という考えに触れました📖。逆に、ASDの特性を知らないまま大人になると、社会や人間関係で苦労する可能性が高くなることも理解しました。こうして私は「早めに受診してASDかどうかをはっきりさせた方が、将来的に生きやすくなる」と判断。迷いは自然と消え、受診への決断は固まりました💪。

情報収集の過程🔍

夫が通っていた病院は大人の発達障がい専門で、子どもには対応していませんでした。そのため、私は一から病院探しをすることに📝。子どもは長期的に通院する可能性が高いことから、通いやすさ児童精神科医としての実績を重視しました。

ネットや口コミを駆使していくつかの病院をピックアップ。しかし、子どもの初診は競争率が高く、予約の取りづらさに直面💦。新規受付は毎月決まった日時のみで、1回につき2名まで。思った以上に困難でした。

視野を広げ、エリアを少し拡大して再検索。結果、候補は2つに絞られました。

1️⃣ 自宅近くの新しい病院
– HPに医師の顔写真なし
– 経歴を見ると子どもの発達障がい診察経験は少なめ

2️⃣ 自宅から少し遠い新しい病院
– HPに医師の顔写真あり
– ネット予約可能
– 経歴から児童心理に精通していることがわかる

利便性よりも医師の経験と専門性を優先し、こちらの病院に決定✨。

決意の瞬間と初診の感想🩺

初診の予約が完了したことで、長く続いた病院探しも一安心。初診前にはWEB問診があり、生まれたときからこんにちに至るまでの異常な趣味への執着、片付けが下手な特性など、子どもの行動パターンを詳しく記入しました📄。

当日、息子には学校を午前中休んでもらい通院。初診は約1時間の時間が確保され、以下の順で診察が進みました:
– 子どもと医師の1対1で約30分
– 親と医師の1対1で約20分
– 最後に3人で10分ほど話し合い

医師と息子の相性が合わなければ別の医師も考えていましたが、私は医師に好印象を持ち、息子も「じっくり話を聞いてくれるし、自分の気持ちを理解してくれる」と感じ、この病院に通うことを決定。心理テストも、すぐに行うのではなく、数回に分けて話を聞き、タイミングを見て実施する方針を丁寧に説明してくださいました。

待合室で他の家族を見ると、両親と子ども計3人で来院し、家族みんなで向き合っている姿に感動。同時に、ASDの夫と一緒に通う姿は想像できないなとも感じました😅。そんなことを考えたとき、少し悲しい気持ちになりました。でも、この先生がいることで、いつも夫に相談できず、私一人で悩んでいた息子のことを相談できる心強いパートナーが見つかったことで母である私は安心。息子も自分の悩みを話せる第3の大人ができたことは、とても心強いと思いました💖。

まとめ✍️

旦那がASDと診断が出てなかったら、息子をASDではないかと疑い、病院に行かせるのはどうかなと躊躇していたと思います。しかし、昨年旦那がASDであることの確定診断が出たことで、片付けられない、自分の趣味に執着するASDの特徴は息子にもあると確信を持ちました。息子が発達障がいかどうか受診することへの迷いはなかったのですが、小児専門の精神科医を探すことに苦労しました。

専門医に診ていただくことは、本人だけではなく、親としても安心できます。何か息子のことで困ったことがあれば、この医師に相談しようと言う親にも心の余裕ができます。

余談ですが、スクールカウンセラーにも以前息子のことで相談したことがありますが、いまいちでした。スクールカウンセラーも、専門医も相性がありますが、お薬を含めて色々相談できるという意味ではスクールカウンセラーではなく、やはり児童心理に精通された医師に診ていただくことは正しい選択だったのではないかと個人的には思っております。

子どもの発達や気持ちの面で悩むことは、多くの親にとって大きなストレスになります。
自分自身の心のモヤモヤを解決するために、専門家に相談できる環境があることの安心感を実感してみませんか?

オンラインカウンセリング「Kimochi」

もし悩みがあるときにはこうしたオンラインカウンセリングを活用し、専門家に相談することで気持ちが軽くなります。
一人で抱え込まず、信頼できる第三者に相談することも大切です💖。

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この記事を書いた人

こんにちは。
結婚10年以上経ってから、はじめて夫がASDということを知りました。
同じようなモヤモヤを持っている人に共感していただける体験を綴りたいと思っています。

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