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最近あった、発達障害夫あるあるのネタです。
息子まで被害を受けていて息子が可愛そうになってきます。
ある月曜日の昼下がり。前の週の土曜日授業の振替休日で、小学5年生の長男は学校がお休みでした。
私は在宅勤務中、夫(ASD=アスペルガー、自閉症スペクトラム)も同じく在宅勤務中でしたが、12時半ごろには「昼休み」と称して寝室で昼寝中。
その時間、長男は自分で決めた目標を達成するため、一生懸命、学校の宿題とくもんのプリントに取り組んでいました。
約束を守ったのに…「あとで」としか言わなかった父親
長男は、父親と事前に「宿題を全部終えたらスマホのロックを解除してもらう」と約束していました。
そしてその約束どおり、宿題をやり切った息子は、寝ている父にそっと声をかけたのです。
「宿題終わったから、スマホのロック解除して」
ところが返ってきたのは、
「今、昼寝中だからあとで」。
「いつになったら?」と長男が聞いても、「あとで」としか返事がない。
長男は泣きながら私のところへ来ました。
せっかく約束を守って頑張ったのに、なぜ「今」してもらえないのか。
しかも、「いつならしてくれるのか」さえ教えてくれない。
子どもの小さな期待と努力が、無視されたように感じたのでしょう。
母として、私はどう感じたか
息子の涙を見て、私が感じたのは虚しさと怒りでした。
私だったら、たとえ寝ていても、子どもが約束を守ったなら、すぐに起きてスマホを解除したと思います。
それが親の役目じゃないか、と思ったからです。
「なぜ解除するくらいのことをすぐにしないの?」
「なぜ子どもの頑張りを認めようとしないの?」
私は夫に、「何時になったらスマホ解除してくれるの?」と聞きましたが、夫は無言。会話が成立しませんでした。
ASDの特性なのか──夫の行動の理由
今回の出来事を通じて、あらためて「ASDの特性」が関係しているのではないかと感じました。
以下のような特性が影響しているように思います:
特性 | 今回の様子との関連 |
---|---|
状況の切り替えが苦手 | 「昼寝モード」から「作業モード」への切り替えができない |
マイルールの強さ | 自分で決めた「昼寝=休み時間」を優先し、子どもの都合は考慮できない |
社会的な柔軟さの乏しさ | 子どもが泣いている・妻が説明しても、反応ができない |
無視・沈黙による回避 | 言語でのやりとりを避けるため、返事をせず無視する |
その後の夫の行動と私の気づき
普段は14時すぎまで寝ている夫ですが、この日は私が「あとで夫の上司に昼休みの時間について確認する」と言った直後、13時に起きて長男のスマホを解除していました。
こういう対応を見ると、ますます「子どもや家族を尊重する気持ちがあるのか?」という疑問が湧いてきます。
そして同時に、「やはりこの人は発達障害なのだ」と再認識せざるを得ませんでした。
本当は私がスマホ管理をしたいけれど…
本音を言えば、子どものスマホ管理は私がしたいです。
でもスマホの契約も、機種も(Android)、フィルター設定も、すべて夫が握っていて、私は何も触れません。
iPhoneに変えて、私が主導権を持つようにしたいのに、その提案すら気力が要るのが今の現実です。
同じように悩むお母さんへ
もし、この記事を読んで「うちもまさに同じ」と思った方がいたら、お伝えしたいです。
これが発達障害、ASD夫との生活の“リアル”です。
私だけがおかしいの? 私が悪いの? と悩んでいる方もいるかもしれません。
でも、そうではありません。あなたの家だけじゃない。
発達障害の夫と暮らす妻にとって、こんなことは日常茶飯事です。
だからこそ、一人で抱え込まないでください。
誰かに話して、吐き出して、頼ってください。
私もまだ模索中ですが、こうして言葉にすることで、少しだけ心が軽くなります。
この経験が、誰かの気づきや安心につながれば嬉しいです。
発達障害のあるパートナーとの生活に、正解はありません。
毎日が綱渡りのようで、気づかないうちに心がすり減っていることもあります。
私も最初は、「誰かに相談するなんて」と思っていました。
でも、自分の気持ちを言葉にして受け止めてもらえるだけで、心がふっと軽くなることもあるのだと知りました。
顔出し不要で、安心して話せるオンラインカウンセリングもあります。
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