
今日は、家事に関してよくある我が家の「あるある」を紹介したいと思います。
テーマは、ズバリ「食器洗い以外は絶対にしない夫」について。
はじめに〜ASD夫はなぜ「食器洗いだけ」しかしないのか
ASD(自閉スペクトラム症)の特性を持つ夫との暮らしの中で、家事分担は私にとって大きな悩みのひとつでした。
特に、「食器洗いだけはするけれど、それ以外は一切やらない」という夫のこだわりには、最初とても戸惑いました。
今回は、ASD特有の「決まったルーチンへのこだわり」と、カサンドラ妻として感じた葛藤、そして私なりの向き合い方をお話しします。
同じように悩む方に、少しでもヒントになれば嬉しいです。


実際の生活の一例
我が家の場合、朝食の食器はASD夫が朝洗うことなく、夕食後まで山積みです。
ASD夫は使った皿だけは食洗機に放り込みますが、鍋がコンロに置きっぱなしでもスルー。
シンクに落ちた食材のくずにも気づかず、シンク周りを拭くこともありません。
「鍋も洗ってもらえる?」とお願いしても、「それはシンクに入っていなかったから洗わない」とバッサリ断られます。
カサンドラ妻の葛藤と対処法
「家事を手伝ってほしい」と言ったら口論になるのが目に見えてるので言わない日々。
柔軟な対応が苦手な特性を知っていても、やはりモヤモヤは溜まってしまいます。
私が心がけているのは、「お願いする内容をより具体的にする」「期待しすぎない」ということ。
「一緒に家事をする」というより、「ASD夫は食器洗い以外はしない、できないやつ」と割り切るようにしています。
私がもっとこうしてほしいとお願いすると口論になるので、双子の子どもたちから伝えてもらってます。ASD夫は双子の言うことは聞くからです。
まとめ
家事に対して「できること」「できないこと」があるのは、それぞれの性格や特性が深く関わっているんだと感じています。とはいいつつ、食器洗い以外の名もなき家事は全部私に負担が来ているのは事実です。
子どもの宿題もみてほしい、洗濯物も干す、たたむをしてほしい、ゴミ捨てもしてほしい。など、
「もっとこうしてほしい」と思う気持ちも日々溢れかえり、「仕方ない」とあきらめる気持ちも、どちらも本音。
無理に我慢するのではなく、少しずつ自分を守る工夫を続けていきたいと思っています。
少しの腹いせにASD夫のワイシャツはくっしゃくっしゃのまま、洋服ダンスに放り込んでいます。靴下も、宝探しを楽しんでもらうために、ペアリングせず、あえて別々の洋服ダンスに片方ずつしまってます。
同じように、ASDのパートナーとの生活に悩む方がいたら、ぜひコメントでお話を聞かせてくださいね。
小さなことでも、ひとりで抱え込まなくていいんだよ、というメッセージを伝えたいと思っています。
夫との関係がうまくいかないと、自分の価値まで失ったような気持ちになることがあります。
「話し合いにならない」「わかってもらえない」と感じる毎日に、心がすり減っていく。
そんな時に、プロのサポートを受けながら、パートナーとの関係を見つめ直すという選択肢もあります。
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