衝突を避けるため、夫と会話をやめた私の生活

アミケ

数々の衝突を繰り返してきた中、ようやく最近落ち着いてきました。

その要因を自分なりに振り返ってみました。

結婚してもう十数年が経ちました。
その間、ASDの特性を持つ夫とは何度も衝突を重ねてきました。

なぜ分かってくれないのか。
共感してほしい。
どうしたら相手が喜んでくれるのか、考えて行動してほしい。

そう思うことが何度もあり、そのたびに苦しさを感じてきました。

次第に自分の心が少しずつ壊れていき、いわゆる「カサンドラ」と言われる状態のような症状も出るようになりました。
専門の先生に相談したり、仲の良い同僚に話を聞いてもらったりする中で、「どうすれば自分が少しでも楽に生きられるのか」を、少しずつ考えるようになりました。

ここ数ヶ月は比較的安定して生活できていると感じています。
そこで、自分がなぜここまで落ち着いた気持ちで過ごせるようになったのかを、振り返ってみました。

会話をやめるという選択

まず大きかったのは、「会話をやめる」という選択でした。
これまでは、話すたびに衝突になり、会話が成立しないことが何度もありました。

そのたびに消耗してしまうため、必要以上に話すことをやめるようになりました。

また、リビングで顔を合わせると私の動悸が強くなることがあり、相手が入ってきたときには、私は寝室へ移動するようになりました。
顔を見ないことで、自分の心を守ることができると気づいたからです。

最低限の連絡だけにする工夫

子どもの行事などで、どうしても連絡が必要な場合は、子どもを通じて最低限の情報だけを伝えることもあります。
例えば参観日にどちらが行くのか、といったことです。

お金のことなど、大人同士で直接やり取りが必要な内容については、LINEで連絡するようにしました。
その際は「いつもお世話になっております」という言葉から始め、終始敬語で送ります。

仕事関係の人とやり取りをしているような感覚で文章を打ち、「よろしくお願いします」で結ぶようにしています。

LINEが読まれないこともあるため、必要な場合は「LINEを送ったので確認してほしい」と子どもに伝えてもらうこともありました。

距離を取ることで心が落ち着いた

こうして、まるで仕事上の関係の人のように距離を保ち、顔をほとんど合わせない生活になりました。
その結果、自分の心は少しずつ落ち着いていきました。

家族旅行も、今は子ども三人と私だけで出かけることが増えました。
その方が純粋に楽しめると感じるようになり、「なぜ手伝ってくれないのだろう」といったイライラも減っていきました。

義実家との距離も見直した

また、夫の両親は当然ながら息子の立場を優先されるため、年末年始の挨拶を電話ですることもなくなり、実家へ行くこともやめました。
半ば距離を置く形になりましたが、それも心が軽くなった理由の一つだと感じています。

私が出したひとつの結論

これまでの長い試行錯誤の結果、私はこのような生活の形にたどり着きました。
離婚も考えましたが、子どもたちは強く拒否し、弁護士に相談した際も財産分与など現実的な問題が多いことを知りました。

そのため、私にとっては「家庭内で適度な距離を保つ関係」が、今のところ最も現実的で、家族全体にとっても穏やかに過ごせる形なのではないか、という結論に至りました。

ここまで来るには長い時間がかかりましたが、ひとつの結論にたどり着いたことで、今は以前よりも心が落ち着いています。

同じように、夫との関係で心が疲れてしまっている方は、専門のカウンセリングを利用してみるのも一つの方法だと思います。

私自身、専門家に話を聞いてもらうことで、自分の気持ちを整理することができました。
一人で抱え込まず、外の視点を借りることも大切だと感じています。

オンラインで相談できるカウンセリングはこちら

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この記事を書いた人

こんにちは。
結婚10年以上経ってから、はじめて夫がASDということを知りました。
同じようなモヤモヤを持っている人に共感していただける体験を綴りたいと思っています。

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