第19話 ASD夫とカサンドラ妻の日常:炊飯器を買った後、粗大ごみは誰が出す?🍚🛒

アミケ

今回は最近あった炊飯器買ったあとの処理は誰がする?問題について実際にあったお話を書かせていただきました。

10年以上使っていた炊飯器が、ある日突然炊飯中に電源が落ちる…⚡️そんな現象が数回続き、ついに買い替えることになりました。

ASD夫は、昔から家電選びが大好き✨「買い替える」と決まった瞬間、待ってましたとばかりにパソコンとスマホを駆使し、比較サイトやレビューを熟読。数時間後には、満足そうに「買ったよ!」と子どもたちに報告していました。

目次

📦 新しい炊飯器が届いた!…けれど設置は?

数日後、新しい炊飯器が我が家に到着🚚 子どもたちは段ボールを開けるまでは興味津々。しかし中身が炊飯器だとわかると「ふーん」と興味が急降下。そのまま机の上に放置されました。

私は様子を見ました。ASD夫が古い炊飯器と置き換えるだろうと思ったのです。ですが…1日経っても動きなし。結局、私が古い炊飯器をのけて、新しい炊飯器を設置しました。

🗑 問題はここから!壊れた炊飯器の残務処理

壊れた炊飯器の処理にはいくつもの手間があります。

  • 壊れた炊飯器を梱包する 📦
  • 粗大ごみの申し込みをする 📞
  • ゴミ処理券を購入する 💴
  • 回収日に決められた場所に出す 🚮

夫はこの作業に一切手を付けませんでした。私は「購入までやったなら、最後まで責任を持ってやってほしい」と伝えましたが、返ってきたのは一言。

「あとは、やって。」

我が家ではお米関係はすべて夫が担当。それなら最後までやるべきでは?と再度伝えましたが、返答は変わらず。

「買ったんやから、あとはやって。」

🤔 ASD夫の特性(今回の炊飯器事件で見えたポイント)

見られた行動ASD特性との関連
家電選びには熱心で購入まで一気にやる興味のある分野への集中力が高い
古い炊飯器の片付けや粗大ごみ処理には着手しない興味がない作業や細かい手順への着手が難しい
「買ったからあとはやって」と責任を手放す完結の基準が本人視点で決まる
妻が苛立つも本人は平然相手の負担や感情に気づきにくい

😮‍💨 妻の気持ちと向き合い方

ASD診断が出るまでは、こうした出来事のたびに「だからさー!」と押し問答になっていました。でも今は、診断のおかげで「はい出ました、ASD夫の特徴」と冷静に受け止めることが増えました。

静かに「ああ、そうですか」と返し、それ以上は争いません。もちろん諦めの気持ちと、時に黒い感情が湧くこともありますが…自分のエネルギーを守るために距離を取るようにしています。

💬 まとめ

家電は買うけれど、その後の処理は丸投げ――ASD夫との日常は、小さなエピソードにも特性がにじみ出ます。こうした積み重ねが、カサンドラ妻の疲労につながることを、今日は炊飯器事件から改めて実感しました。

同じような経験をお持ちの方、どうか全部自分で背負い込みすぎず、少しでもラクになる工夫を見つけてくださいね🍵

🌸 同じような悩みを抱えるあなたへ

ASDパートナーとの生活は、日常のささいな出来事が積み重なって、気づかないうちに心が疲れてしまうことがありますよね。
「わかってほしいのに伝わらない」「安心して話せる場所がほしい」――そんな時、オンラインカウンセリングを活用するのもひとつの方法です。

国内最大級のオンラインカウンセリングサービス【Kimochi】

自宅から気軽に話せるので、家事や育児の合間にも自分の気持ちを整理できます。
試しに話してみるだけでもOKです
少しでも心が軽くなり、また明日を迎えるエネルギーになりますように☕️

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

こんにちは。
結婚10年以上経ってから、はじめて夫がASDということを知りました。
同じようなモヤモヤを持っている人に共感していただける体験を綴りたいと思っています。

コメント

コメントする

CAPTCHA


このサイトは reCAPTCHA によって保護されており、Google のプライバシーポリシー および 利用規約 に適用されます。

reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。

目次