息子が交番に駆け込んだ夜、ASD夫はテニスを優先した【第16話】

アミケ

2024年ごろにあった事件。
思い出すだけで苦しくて涙が出そうになったお話です。

非常事態のとき、あなたの夫は動いてくれますか?

私は、動いてもらえませんでした。

息子が交番に駆け込んだ夜のことです。

📞「お子さんが交番にいます。迎えに来てください」

突然の電話に、心臓が止まりそうになりました。そのとき夫は交番の近くにいたのに、私は最初から夫のスマホに電話しませんでした。「どうせ出ない」とわかっていたからです。

目次

📍夫のスマホには、最初からかけなかった

下の双子はすでに寝ている時間。
私は長男の交番への迎えを、交番近くでテニスをしている夫に頼むしかないと考えました。

でも、私は最初から夫のスマホには電話をかけませんでした。
なぜなら、「どうせ出ない」とわかっていたからです。

⛔夫は普段からLINEも未読、電話もスルー。
テニス中なんて、休憩中であろうが、スマホを見ることすらないとわかっていました。

だから、最初からテニススクールの受付に電話しました。

…でも、その判断自体がもう悲しいですよね。
普通の夫婦関係なら、「まずは夫に直接連絡」だと思うんです。
それができない日常が、もう何年も続いています。

🎾”今テニス中なので、迎えには行きません”――夫の返答

受付の方が事情を理解してくださり、コーチに連絡してくれました。
しかし、夫の反応は予想通り。

「今テニス中なので、迎えには行きません」

ああ、やっぱりね。
心のどこかで「もしかして今回は違うかも」と淡い期待を抱いていた自分に、腹が立ちました。

このことを私の母に伝えたところ、母はこう言いました。

「あの人にはもう、頼らんほうがええ」

そうだよね。
そう言われた瞬間、私の中で何かがスッと冷めました。
この人を『パートナー』として頼ってはいけないんだ——そう気づいた夜でした。

👶寝ている双子を起こして、夜道を40分——それが私の現実

夫に任せられない以上、私が行くしかない。
でも問題は、寝ている双子をどうするか。

「明日学校もあるし、やっと寝たのに…」
そう思うと本当に心が痛かったです。

しかも、こういう時に限ってぐずるんですよね。
「ママ、どこいくの?」「やだ〜」

寝ぼけた声で泣き出す子どもたちに、「ごめんね、ごめんね」と心の中で謝りながら支度をしました。

私は強い母親じゃない。
このときばかりは、ストレスが爆発寸前でした。なぜ私だけが、こんな思いをしなければならないのか。

🚓交番に着いたら、夫がいた。一言も連絡なしで。

交番に到着すると、そこには無事だった長男が。
その姿に安堵したのも束の間――隣にいたのは、なんとでした。

(は? 来てるなら、なんで連絡しないの?)

心の中で怒りが爆発しました。
結局迎えに来てたんだったら、私が出る必要なかったじゃない!

双子を起こして事情を説明しなだめて、夜道を40分以上電車と徒歩で急いで来た私の労力と気持ちは、一体なんだったの?

「俺が行くよ」「家で子どもたち見てて」
たった一言、そう言ってくれたらどれだけ救われたか… でも、それが言えないのがASD夫との現実です。

📘なぜ夫はこう動くのか——ASDの特性で考えると

夫にはASD(自閉スペクトラム症)の診断があります。
普段からえって?と思うことは多発していますが、「非常事態」になると、さらに特性が色濃く表れます。

ASDの特性今回の行動との関連
こだわりの強さテニスを最優先して中断を拒否
柔軟性の欠如交番からの要請にすぐに応じられない
共感性の乏しさ妻の育児負担や不安を想像できない
情報共有の困難迎えに行くと私に連絡してこない

これらの特性は、傍から見たら“変わっている”くらいで済むかもしれません。
でも、今回のような家族の危機になると、無視できない大きな壁になります。そしてその壁の前でひとり立ち尽くすのが、いつも私たちカサンドラ妻です。

💔頭ではわかってる。でも、心がついていかない。

ASDという特性を知っているから、頭では理解できる。
でも、心がついていかない。

「なんで連絡しないの?」
「私の苦労、想像できないの?」

言いたいことは山ほどある。
でも、言ったところでまた疲れるだけ。
だから私は、誰にも言えず、ひとりで心をすり減らしてしまう。あなたも、同じような気持ちを抱えていませんか?

📣あなたのSOS、届いていますか?

夫婦とは、支え合って生きるものだと思っていました。
でも今は、私が一方的に支えていると感じています。

こんなふうに「非常時に助けてくれない夫」に悩んだことはありませんか?
あなたのSOSは、ちゃんと届いていますか?

コメント欄で、あなたの体験を教えていただけたら嬉しいです。
このブログが、同じように悩む誰かの「ひとりじゃない」と思えるきっかけになりますように。

もし今、誰かに話を聞いてほしいと感じているなら、次を読んでみてください。

🌿ひとりで抱え込まないで。話すだけで、心が軽くなります。

私自身、この出来事のあと、誰にも言えない気持ちを抱え続けることがしんどくなりました。
「誰かにわかってほしい」「少しでも気持ちを整理したい」
そんなときに頼れる場所があると、本当に救われます。

私もずっとひとりで抱えていました。でも話してみて、初めて気持ちが整理できました。同じように悩むあなたにも、一度試してみてほしいです。
子育てや夫婦関係に悩む方にも、やさしく寄り添ってくれます。

▶︎ オンラインカウンセリング「Kimochi」

「話すだけで心が軽くなる」——本当にそうでした。あなたの心が、少しでもやわらぎますように。🌸

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この記事を書いた人

こんにちは。
結婚10年以上経ってから、はじめて夫がASDということを知りました。
同じようなモヤモヤを持っている人に共感していただける体験を綴りたいと思っています。

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